1000匹の犬

サイタローの感想ブログ

感想ブログのための著作権のお勉強 -映画編ー

とっても良かった映画について、感想をしたため公開したい!

グッときたあのシーンやこのシーン、画像で紹介してどこがどう素晴らしいのか語りたい!

みんな私の推しをみて!!

そんなときに問題になるのが「著作権」ですよ……

古の良きオタクたち、みんな著作権の遵法精神が厚いよね??

ルールを守ったうえで推し語りしたいじゃん??

ということで、自分のためにもちょっと勉強しました。

今回は「映画編」です。

(なお、この記事は文化庁の著作権に関する資料・教材を参考に執筆しています)

著作権に関する教材,資料等 | 文化庁

(2020年6月時点)

 

改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ (集英社新書)

 

 

「著作権とは?」「権利者は誰?」「自分の作品の著作権はどこまで?」

こういうのは今回は無視します!!ググって!

 

感想ブロガーにとって重要なポイント…それは

「映像のスクショってOKなの???」

これですね。

結論を書きます。正直グレーゾーンです!!!!!(元も子もねえ~~~~)

 

著作物等の「例外的な無断利用」ができる場合として、著作権法に以下の記載があります。(第32条第1項)

 

 ア 既に公表されている著作物であること

イ 「公正な慣行」に合致すること

ウ 報道、批評、研究などのための「正当な範囲内」であること

エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること

オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること

カ 引用を行う「必然性」があること

キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)

 

これの「批評」のための「正当な範囲内」なら、スクショ(引用)もまあセーフなのでは…?となりますが、映画には俳優さんの存在があるんですよね…

肖像権やパブリシティ権がかかってきます。

うーーーんややこしいね!

つまり、スクショ画像を使ったからと言って即アウトということはないけど(「正当な範囲内」という主張ができる)、いくらでも文句のつけようがある、という状態です。

アウトよりのグレーです。

俳優さんが映っていたらほぼアウトです。(判例があります)

違法アップロードの動画のスクショは完全アウトです。

法律は意外と曖昧でグレーゾーンが広いのよ…

つまり、絶対に遵法したい!!推し作品の権利を守る!という人はスクショはやめておきましょうね。

ちなみに、最近はゲームとかだと会社ごとに「スクショ・拡散OK」を公式で謳っているところもあるので、要確認です。

あとは映画シーンの模写もアウト寄りのグレーゾーンらしいよ!

 

それでも、画像付きで推し語りしたい…そんなときの解決方法は一つ!

「公式が配布している画像を引用で使う」です!!!

いや、正直これもただのセーフよりのグレーゾーン…

ちなみに「引用」と「転載」は違いますからね。

転載は『自身の著作物の「従たる範囲を超え」て、他人の著作物を複製・掲載すること』ですよ。分量の違いですね。

自分の書いた分量よりも引用のほうが多くなったら「転載」になります。

転載には著作者の許可が必要です。

 

著作権法には、著作物の使用について以下の記載があります。

 利用に当たっては,原則として出所の明示をする必要があることに注意を要します(第48条)

著作物が自由に使える場合 | 文化庁

 

たとえばこれは映画.comから引用した写真ですが、

 

f:id:inu1000:20200607214232p:plain

パラサイト 半地下の家族 : フォトギャラリー 画像 - 映画.com

 

「引用ですよ」と示して「引用元」の提示をする。

ここまですればほぼOK…のはず…

 

ていうか厳密に考えるとamazonの商品画像なんかもグレーでは?どうなん??ってかんじですが、きりがないので考えることをやめます。

楽しく快適に感想ブログを書きたい。

というわけで、私は「引用」で「引用元を示して」公式画像を使うし、amazonの商品リンクも使います!

ただし、最後は自己責任なのでみんな自分の納得できる範囲で使おうね。

使う人は理解したうえで使ってね、ということです。

 

ちなみに著作権法違反の罰則は10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金だよ!

そして違法ダウンロードの罰則は私的利用でも2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金だ!

みんな!法律は守ろうな!

遵法精神がきっと創作の現場を救うぞ!

 

次回は漫画編をやりたいと思います。

それでは!