1000匹の犬

サイタローの感想ブログ

朝ドラエール第12週「アナザーストーリー」感想

今週はスピンオフでしたね。

色々思うところがあったので書いていきます。

 

まず「父、帰る」

(57)「父、帰る」

宝くじに当たって現世に1泊2日旅行??

ていうかお父さん、キリスト教じゃなかったっけ?

そんな細けえことはいいんだよ!!!というパワーを感じた。

10年ぶりに会って、「何を話したらいいかわからないから、とりあえず踊ろう!」となる夫婦めちゃくちゃかわいいな…

梅とお父さんのやりとりが超よかった。

あんなふうに娘に「自分の弱さをみせたくないんか?」って言える父親が日本に何人いるよ…しかもあの時代によ…

ちゃんと娘と向き合っているとってもよい大人。すごい。

それを受けて梅も「斜めから見過ぎとったかもしれん」「まっすぐ生きてみる」ってさあ!!!!

なんていい子なの!!!!

やっぱりひねくれものにはダイレクトアタックが効くのよね。分かるよ…

またお父さんの誘導がうまいのよね…「賞なんか関係ない」「梅はその作品を読んでどう思った?」とかさ…

梅が悔しい理由は受賞うんぬんじゃなく、相手のほうがいい作品を書いてたことだよね?分かってるよ、と誘導しているのよ。

自分の負の感情と向き合うのはしんどいので目を逸らしてしまいがちだけど(特にひねくれ者はその傾向が顕著)、もうきっと梅は大丈夫だ、と思わせてくれるエンドだった。頑張れ梅!

(あとお姉さんが今後一波乱ありそうな種がちらほら…というかんじで不穏)

 

次、「古本屋の恋」

(58)「古本屋の恋」

私はこのバンブー夫婦の関係がとっても好きなんですが、今回の過去編すごくかわいかったですね。

バンブー夫婦はいいんですが、問題は久志ですよ。久志まじお前…久志…

子供にああいうこと言わせるの、ずるいな~って思ってしまうんですが(大人の思想を代弁さすな!と思ってしまう)、それでもいいこと言ってて結構グッときてしまった。

こう、考えるだけで進めない人間には刺さるよね…思わず書き起こしてしまったよ。

 

「なぜ行動に出ないのですか?彼女のこと、好きでしょう?」

「あなたはずっと、自分を誤魔化して生きてきた」

「一人でいるのは好きだが、彼女のことも好きだ。自分の中でどちらも欲しい」

「これまでの関係が気まずくなるのも嫌。自分が傷つくのも嫌」

「ある本に書いてありました。人は行動することで自分を変えられる、と」

「言い換えれば、人は考えていても自分を変えることはできないということです」

「すべては行動です」

「まずは、食事に誘ってみましょう」

 

『駄目だと分かっていてやる必要ないでしょう』

「あります」

「あなたがこの店を一歩出れば、すべてが変わります」

『変わらないよ』

「変わります」

「言ったでしょ?すべては行動です」

「結果は変わらないかもしれない。恵さんは得られないかもしれない。しかし、あなたは変わります」

「人生の分かれ道は突然やってきます。そこで行動すれば、すべてが変わります」

「僕もいろいろありました。僕は行動しました」

「あなたにも行動してほしい」

-保くん、行け!店の外には君の未来がある!

『…ずっと一人で生きているつもりだったけど、間違ってました』

『木下さん、久志くん、ありがとう!』

 

いやーーいい話!保みたいな人にこれはめちゃくちゃ響くよね。

本人もどこかで現状をよくない思っている、普段めちゃくちゃ考えている人。

ちょっとした後押しさえあれば、行動に移せる!未来が開ける!

いいよね~~希望がある。勇気をくれる。

何かを決断したいときにまた見返そうと思う。

(でもやっぱりこれ、久志に言わせる必要はなくない…?)

 

「環のパリの物語」

(59)「環のパリの物語」

これさーーーまじで金子ノブアキ演じる画家彼氏の良いところが全然見当たらなかったんですが????

怒鳴るな。ものに当たるな。

 

『結婚しているわけじゃないんだ。許すもへったくれもない。行きたければ行けばいいさ』

『嬉しいに決まってるだろ!!!!』

ハイ怒鳴らないでくださーーーーーい。

あからさまに不機嫌。無理。みみっちい人間だな。絶対に行ってほしくないじゃん。

せめて素直に「自分がうまくいってないときに君が成功しそうなのがつらい。僕を支えてほしい」って言えばいいのにね。

…言えないよねーーーー弱い自分と向き合うのしんどいもんねーーーできないよねーーーー

彼女が自分より活躍するのが悔しいっていうのはまあいいんですよ。

でも、環さんに当たるのはダメでしょ。ものにあたるのもダメ。

芸術家ならその感情を作品にぶつけなさいよ!(私は芸術家に幻想を抱いているので…)

 

『どんなに喜ぼうとしても、心の奥底から嫉妬があふれてくる』

これ、言わなくてよくない?

金子ノブアキの演技で分かるよ…説明しなくても読み取れますから…

これ言わせる演出(脚本?)めちゃくちゃダサいなって思ってしまった…

 

『環…歌を、歌をあきらめてくれ…』

『君を愛している…頼む…頼む……』

こっちのセリフは弱さが表れていて好きです。

その感情は愛じゃないよ。

 

最後の絵は蝶々夫人を演じている環で、絵に込められた感情が評価されたっていうのはストーリーからは分かるんですが、でもジャポニズム的なのが評価された??となってしまい紛らわしかった。いや、分かるんだけど…なんていうか、雑念が入ってしまった。

あとは改めて、売れなくて進退窮まってるときにあんなに横で「あなたの才能を信じてる!」って言われ続けて平然としていた(むしろ励まされていた)祐一のメンタルまじ最強やんけ…と思いました。並みの天才だったら病んでた。祐一は大天才なので…

 

とりあえず、金子ノブアキ(演じる画家彼氏)はモラハラ&DV夫予備軍にしか見えなかったので、別れて正解ですよ環さん。よかったね。